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雪かき歴だけは無駄に長い、札幌のジョニーです。
今シーズン、雪かきスコップを買い替えます。玄関前の新雪をどける道具、駐車場の踏み固められた雪を割る道具、車の周りの狭いところをすくう道具。我が家に立てかけてあるのはどれも古株で、そろそろ限界です。
ただ、買うたびに引っかかっていたことがあって。ホームセンターで一番よく売れてそうなやつを買っても、うちの雪には効かないことがあるんですよね。軽くて幅の広いプッシャーを買った年に限って、湿った重い雪がドカッと降る。そうなるともう押せない。結局スコップを取りに戻ることになります。
もうひとつ、これは買ってから知ったことなんですが、雪かきスコップが壊れるのは、たいていブレード(すくう部分)ではなく柄との接合部です。根元から曲がる、パイプが抜ける、リベットが折れる。ここを見て買っている人は少ないはず。
同じ失敗をもう一度やりたくないので、買う前に5製品を調べ尽くしました。この記事は、そのとき手元に作った調査メモをそのまま並べたものです。まだ買っていないので使用感は書けません。書けるのは、メーカー公式で確認が取れた数値と、レビューを読み込んで見えてきた共通点だけ。そのぶん、「どの雪に効くか」と「どこから壊れるか」は徹底的に潰しました。
※記事内の情報は取材当時のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください
腰の負担を減らしたい方はYFSS-C01(YARD FORCE)がおすすめ(アメリカで大ヒットした商品がついに日本上陸)
- この記事の結論(先に出します)
- この記事で分かること
- この記事が向いていない人
- 雪かきスコップを選ぶときに見るべき3つの基準
- 雪かきスコップおすすめ5製品の比較表
- 雪かきスコップ浅香工業おすすめ金象パンチャースコップ#3 A柄(固く締まった雪を削って運ぶ人向け)
- 雪かきスコップ高儀おすすめステンレスショベル角型ノーマル(錆を嫌う人と雪以外にも使う人向け)
- 雪かきスコップJEJアステージおすすめポリカラッセル パイプ柄(降ったばかりの雪をまとめて寄せる人向け)
- 雪かきスコップアイリスオーヤマおすすめ着脱式ポリカブレード付きプッシャー(広い駐車場を一気に押す人向け)
- 雪かきスコップYARD FORCEおすすめYFSS-C01(腰の負担を減らしたい人向け)
- レビューで多かった不満と、その避け方
- 雪質と場所で選ぶ、状況別おすすめ
- 買ったあと、最初にやること
- 雪かきスコップおすすめまとめ
この記事の結論(先に出します)
- 固く締まった雪を削って運ぶなら … 浅香工業 金象 パンチャースコップ #3 A柄
- 錆を嫌う人・雪以外にも使う人なら … 高儀 ステンレスショベル 角型 ノーマル
- 降ったばかりの雪をまとめて寄せるなら … JEJアステージ ポリカラッセル パイプ柄
- 広い駐車場を一気に押すなら … アイリスオーヤマ 着脱式ポリカブレード付きプッシャー
- 腰の負担を減らしたいなら … YARD FORCE スノースコップ YFSS-C01
この記事で分かること
- 雪の質(新雪/湿った雪/踏み固め/凍結)ごとに、どのタイプが効いてどのタイプが無力か
- レビューで繰り返し挙がっている不満が、どの製品に何件出ているか
- 壊れる場所は製品ごとに違うということと、その避け方
- メーカー公式で確認できたスペックと、確認できなかったスペックの線引き
この記事が向いていない人
先に外しておきます。次に当てはまる方は、この記事を読んでも遠回りになります。
1. 一晩で50cm以上積もる地域で、除雪の主力を探している方
その量になると、主役はスノーダンプ(ママさんダンプ)です。この記事のスコップ・プッシャーは、ダンプで運ぶ前に雪を割る・寄せるための補助になります。実際、レビューでも「北海道の雪は量も多く重いので、基本ママさんダンプで運ぶことが多い。このスコップの活躍場所は限られていた」という声が出ています。
2. 車に積んでおく緊急用を探している方
この記事の5製品は、いずれも車に積むことを想定していない家庭据え置きサイズです。伸縮する車載用スコップは用途が別なので、そちらを探したほうが早いです。
3. 腰痛を根本から避けたい方
後述しますが、「腰が楽になる」と謳う製品でも、腰の負担がゼロになるわけではありません。レビューでは肩に負担が移ったという声もあります。すでに重い腰痛を抱えている方は、道具の前に除雪サービスや融雪の検討をおすすめします。
腰の負担を減らしたい方はYFSS-C01(YARD FORCE)がおすすめ(アメリカで大ヒットした商品がついに日本上陸)
雪かきスコップを選ぶときに見るべき3つの基準
基準1|「すくう」「押す」「削る」のどれをやりたいか
ここを外すと、他が何点でも失敗します。
- すくう(角スコップ/ショベル型) … 雪を持ち上げて別の場所へ投げる。狭い場所と、量が少ない場所に強い
- 押す(プッシャー/ラッセル型) … 雪を持ち上げず、前へ寄せる。広い場所と、降ったばかりの軽い雪に強い
- 削る(穴あき・金属ブレード) … 踏み固められた雪や氷に刃を入れる
レビューで最もはっきり分かれたのがここでした。押すタイプについて、新潟の方が「前に寄せる事はできても掘る事はできない。雪国の方は疲れると思います」、別の方が「軽くてさっとした雪にはいいのかもしれませんが、一度どかっと積もってしまう雪には無力だったなあ」と書いています。押す道具は、積もった雪と固い雪には効きません。
逆に、金属ブレードのスコップについて北海道の方が「堅雪に使用、ポリカ製で歯が立たないところで出番」と書いていて、これが役割分担そのものです。
基準2|ブレードの材質は、雪の質と「錆」で決まる
| 材質 | 強い場面 | 弱い場面 |
|---|---|---|
| スチール(鉄) | 踏み固め・凍結を削る | 重い/塗装が剥げると錆びる |
| ステンレス | 錆に強い/雪以外の土・砂利にも使える | 個体差で錆が出る報告あり |
| ポリカーボネート | 軽い/新雪を押す | 固い雪に歯が立たない/割れることがある |
ポリカーボネートは「プラスチックだから弱い」というより、軽さと引き換えに固い雪を捨てていると考えたほうが正確です。
基準3|壊れるのはブレードではなく「接合部」
これが今回いちばん強く出た事実です。レビューを製品横断で見ると、破損の報告はブレード本体よりもブレードと柄のつなぎ目に集中しています。
- 「車の下の固まった雪を寄せるために使ったら根元から曲がってしまった」
- 「今回で3度目の購入だが2回ともパイプが抜けて壊れている」
買うときに接合部の写真を見る人はほとんどいないはずですが、ここが寿命を決めます。詳しい内訳は後半の「レビューで多かった不満」にまとめました。
雪かきスコップおすすめ5製品の比較表
未確認のスペックで推測を書きたくないので、まず使い方と雪質で並べます。
| 製品 | 使い方 | 向いている雪・場所 | 向いていない場面 |
|---|---|---|---|
| 浅香工業 金象 パンチャースコップ #3 | すくう・削る | 踏み固め、湿った重い雪、狭い場所 | 広い面を一気に処理する/長時間の連続作業 |
| 高儀 ステンレスショベル 角型 ノーマル | すくう | 湿った雪、土・砂利など雪以外の作業 | 車の下など、てこにして力を掛ける使い方 |
| JEJアステージ ポリカラッセル パイプ柄 | 押す | 降ったばかりの軽い雪、広い通路 | 積もった雪、固まった雪、収納場所が狭い家(全長140cm) |
| アイリスオーヤマ 着脱式プッシャー | 押す | 新雪、広い駐車場 | 掘る作業、力に自信がない方の長時間作業 |
| YARD FORCE YFSS-C01 | すくう(てこ補助) | 量が中程度の雪、腰をかがめたくない場面 | 豪雪地帯での大量処理、車載(1.67kg・組立式) |
メーカー公式で確認できたスペック
メーカーの公式資料で確認が取れた4製品の数値です。高儀 ステンレスショベルは公式の製品データベースに該当が見つからなかったため、この表からは外しています(推測値を書かないためです)。
| 製品 | 全長 | ブレード幅 | 重量 |
|---|---|---|---|
| 浅香工業 金象 パンチャースコップ #3 A柄 | 108cm | 29.5cm | 1.8kg |
| JEJアステージ ポリカラッセル パイプ柄(PR-430) | 140cm | 43cm | 1.1kg |
| アイリスオーヤマ 着脱式プッシャー | 134cm | 57cm | 約1.16kg |
| YARD FORCE スノースコップ YFSS-C01 | 127cm | 45cm | 約1.67kg |
材質は次のとおりです。浅香工業はブレードがスチール製で板厚1.2mm・柄は天然木。JEJアステージは皿がポリカーボネート・グリップがポリエチレン・パイプ柄が鉄(メラミン塗装)。アイリスオーヤマはブレードがポリカーボネート樹脂・棒が塩化ビニル樹脂被覆鋼管。YARD FORCEはPP・炭素鋼・アルミ合金の組み合わせです。
4製品を並べると、関係がはっきりします。重量を決めているのは幅ではなく材質です。幅57cmのアイリスオーヤマが約1.16kgで、幅29.5cmしかない浅香工業が1.8kg。樹脂主体のものは軽く、金属を多く使うものは重い。押す道具が軽いのは、固い雪を捨てているからにほかなりません。
もうひとつ、皿の大きさは全長や幅の数字だけでは分かりません。YARD FORCEの皿は縦35×幅45×奥行10cm。幅だけ見ればアイリスオーヤマに近いのに、一度に載る雪の量は別物です。
雪かきスコップ浅香工業おすすめ金象パンチャースコップ#3 A柄(固く締まった雪を削って運ぶ人向け)
金象印の定番。ブレードに穴が開いているのがこの製品の特徴で、雪離れを良くするための構造です。
買うときの注意。同じ金象印に金象印 パイプ柄スコップ#3という似た名前の別商品があります。柄が金属パイプのモデルで、この記事で扱っている金象 パンチャースコップ #3 A柄とは別物です。ここで書いている「柄が天然木」「全長108cm」「板厚1.2mm」はA柄のパンチャーのスペックなので、商品ページで「A柄」と「パンチャー」の表記を確認してから買ってください。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
金象パンチャースコップ#3の良いところ
- ブレードはスチール製で板厚1.2mm。踏み固められた雪に刃が入る
- 全長108cm・先幅29.5cmで、狭い場所や車まわりでも取り回せる
- 穴あき構造。レビューでも「思った通り雪がくっつかず最高です」という声が出ている
- 柄が天然木で、金属柄より手が冷えにくい。柄交換の修理対応品でもある
- 日本製。「プラスチックのスコップだとすぐに破損しますが、こちらは頑丈です」という評価がある
金象パンチャースコップ#3が向いていない人
- 重量1.8kgは、5製品の中で最も重い部類です。レビューには「長時間使用していると、重いので大変疲れます」「思ったより少し重い感じを受けました」という声が複数あります
- 先幅29.5cmなので、広い駐車場を一気に片づける用途には向きません。「これだけで除雪全般するには重いし小さいので適材適所で」と書いている方がいます
- てこのように煽って使うと変形の報告があります。「重い雪を煽るように使うと変形しそうでちょっと怖い」「硬い氷を無理に割ろうとすると変形するので注意」という指摘が出ています
金象パンチャースコップ#3はこんな人におすすめ
金象パンチャースコップ#3は、「踏み固められた雪を割りたいけれど、重い道具で腰をやりたくない人」におすすめです。
最大の魅力は、板厚1.2mmのスチールブレードで固い雪に刃が入ること。ポリカーボネート製が歯が立たない場面が、この製品の出番になります。穴あき構造で雪がくっつきにくいので、湿った重い雪でも持ち上げた雪が落ちやすい。
柄が交換できる修理対応品というのも、長く使ううえでは効いてきます。
ただし、広い面を一気に片づけたいならアイリスオーヤマのプッシャー、降ったばかりの軽い雪だけならJEJアステージのポリカラッセルもおすすめです。1.8kgを長時間振れる自信がない方は、無理せず軽いほうを選んでください。
雪かきスコップ高儀おすすめステンレスショベル角型ノーマル(錆を嫌う人と雪以外にも使う人向け)
柄までオールステンレスの角型ショベル。雪専用ではなく、通年で使える道具です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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高儀ステンレスショベルの良いところ
- ブレードから柄までステンレス。木柄・鉄製と違い、濡れたまま置いても腐らない
- レビューでは「軽くて楽です」「ステンレスなのでサビにくいし軽量」という評価が出ている
- 雪以外に、溝掃除・土・砂利・防草シートの施工など通年で使える。「狭い幅で使用するのには丁度良かった。丈夫で錆びないステンレス製なのも良い」という声がある
- 食品用途にも使えるとされており、木柄の鉄製スコップより用途が広い
- サイズ違い(小型/ノーマル)が選べる
高儀ステンレスショベルが向いていない人
- てこにして力を掛ける使い方には耐えません。「車の下の固まった雪を寄せるために使ったら根元から曲がってしまった」という指摘があり、これは4人が役に立ったと評価しています。別の方も「初めて使った日に曲がりショックでしたね」と書いています
- 「ステンレス=絶対に錆びない」ではありません。「SUSでもいろいろ。混ざりものが多いのか錆が結構でる」「加工が甘いのか錆びます。スコップと柄が接合してある裏の部分に赤サビが発生」という声があり、仕上げのばらつきを指摘する声(「溶接・仕上げが雑でした」)も出ています
- サイズ違いに注意。小型を選ぶと全長が短くなります。「この短さだと、腰を折りながら掘ることになるので、掘れば掘るほど、腰が疲れる」という指摘があるので、除雪目的ならノーマルを選んでください。なお全長・重量はメーカー公式サイトで記載を確認できませんでした
高儀ステンレスショベルはこんな人におすすめ
高儀ステンレスショベル 角型 ノーマルは、「道具を濡れたまま置いてしまう自覚があって、それでも長く使いたい人」におすすめです。
最大の魅力は、柄まで含めてステンレスであること。木柄は腐り、鉄は錆び、塗装鋼管は塗装が剥げますが、この製品はその心配が構造的に小さい。
雪のシーズンが終わっても、土や砂利の作業でそのまま使えるのも実用的です。
ただし、固い雪を削りたいなら金象パンチャースコップ#3、広い面を押すならアイリスオーヤマのプッシャーもおすすめです。車の下の固まった雪に使う予定があるなら、この製品は選ばないでください。
雪かきスコップJEJアステージおすすめポリカラッセル パイプ柄(降ったばかりの雪をまとめて寄せる人向け)
透明なポリカーボネートのブレードで雪を押して寄せる、ラッセルタイプ。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
|
ポリカラッセルの良いところ
- 皿がポリカーボネート製で、全長140cm・幅43cmに対して1.1kgと軽い。「軽いし丈夫だし使いやすいです」という声が複数ある
- 広い範囲を一度に押せる。「広い範囲を一度に雪かきできるので、重宝しています」
- 透明なので、押している先の路面が見える
- 長く持つ人は本当に長く持つ。「初代は現役で10年以上活躍しています」という報告がある
- 首都圏のドカ雪対策としても実績がある。「2/8の大雪で使用しました」「東京での大雪対策に購入し、大活躍でした」
ポリカラッセルが向いていない人
- 積もった雪・固まった雪には効きません。「軽くてさっとした雪にはいいのかもしれませんが、一度どかっと積もってしまう雪には無力だったなあ」という指摘があります
- 接合部の抜けとブレードの割れが報告されています。「今回で3度目の購入だが2回ともパイプが抜けて壊れている。構造的に少し問題があるような気がする」「積雪二期目で皿が割れてしまいました。割れ目は歪んでおり接着剤は無力でした」
- 柄の塗装が劣化すると手と服が汚れます。「軸がメラミン塗装なので水に弱く手が汚れる指紋の隙間に染み付くので手袋が必須です」「柄が劣化するらしく、作業中に溶けた雪と交じることで黒い汁が滴り手や服を盛大に汚す」。パイプ柄の材質は鉄のメラミン塗装なので、塗装が傷むとこうなります。手袋は必須と考えてください
ポリカラッセルはこんな人におすすめ
JEJアステージ ポリカラッセル パイプ柄は、「年に数回の雪を、降ったその日のうちに片づけたい人」におすすめです。
最大の魅力は、降ったばかりの軽い雪を、持ち上げずに広い範囲まとめて押せること。すくって投げる動作がない分、腰と腕の消耗が小さくなります。
透明ブレードで路面が見えるので、砂利や段差のある場所でも引っかかりに気づきやすい。
なお全長140cm・幅43cmは、玄関に立てかけると存在感があります。「使わない時には、大きいので、場所を取る」という声が出ているのは、この寸法が理由です。
ただし、踏み固められた雪や凍結には金象パンチャースコップ#3、収納場所が狭いなら幅の小さいショベル型もおすすめです。雪が積もってから外に出るタイプの方には、この道具は向きません。
雪かきスコップアイリスオーヤマおすすめ着脱式ポリカブレード付きプッシャー(広い駐車場を一気に押す人向け)
ブレードと柄を分解できるプッシャー。壊れた部分だけ買い替えられる設計です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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着脱式プッシャーの良いところ
- ブレード幅57cm。5製品の中で最も広く、広い面を一度に処理できる
- 全長134cmで、背の高い方でもかがまずに押せる
- 重量約1.16kgと、幅の割に軽い
- 着脱式なので、壊れた部分だけ交換できます。「ヘッド部分が壊れたので交換用に購入。柄の部分とヘッド部分が別々に不具合部分だけ交換が可能なのでセットで購入するより安価ですね」という声があります
- ブレードはポリカーボネート樹脂、棒は塩化ビニル樹脂被覆鋼管。芯は金属です
着脱式プッシャーが向いていない人
- 掘る作業はできません。「このスコップは前に寄せる事はできても。掘る事はできないので。雪が少ない地域の方は。いいと思いますが。雪国の方は疲れると思います!」(新潟県の方)
- 接合部の弱さが複数指摘されています。「デメリットとして取り付け部がガバいため使ってるとガクガクグラグラ。不快」「接手部分が折れそうなのでテーピングを施し補強しました」「パイプ柄のリベットがわりと折れます」
- 幅が広い分、雪を載せると重くなります。「少し大きく重いので力のない方は取り回しがキツイと思います」「少し重かったので残念でした」
着脱式プッシャーはこんな人におすすめ
アイリスオーヤマ 着脱式ポリカブレード付きプッシャーは、「広い駐車場を毎回片づけるけれど、道具を何度も買い直したくない人」におすすめです。
最大の魅力は、壊れた部分だけを交換できること。雪かき道具は接合部から壊れますが、この製品はそこを想定して分解できる設計になっています。
幅57cm・全長134cmで約1.16kg。幅の広さの割に軽く、押す作業に絞れば効率は5製品で最も高い部類です。
ただし、掘る・削る作業が必要なら金象パンチャースコップ#3を別に1本、収納場所が狭いなら幅の小さいラッセル型もおすすめです。プッシャー1本で冬を越せる地域かどうかが分かれ目になります。
雪かきスコップYARD FORCEおすすめYFSS-C01(腰の負担を減らしたい人向け)
柄の途中にサブハンドルが付いていて、てこの原理で雪を持ち上げるスノースコップです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
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YFSS-C01の良いところ
- 柄の途中に長さ43cmのサブハンドルが付く構造。てこを使えるので、かがむ角度が浅くなる
- 腰の負担軽減に触れた声が複数あり、そこは評価が一貫している。「雪かきは腰にくるのよ、ホントに‼️だいぶ楽になりました」
- 持ち上げて捨てる動作に強い。「持ち上げて捨てる動きにはダントツこれが負担少なくて良いですね」
- つくりへの評価がある。「少し重さはあるが、使いやすい。しっかりしたつくり。腰の負担がかなり減る」
- 湿った雪でも使えるという報告がある
YFSS-C01が向いていない人
- 腰の負担はゼロにはなりません。「腰は痛くならないですが、左肩に負担がかかります」「結局少しは腰を曲げなきゃ雪を掬えないので」「過度の腰痛持ちの方は、結局使わなくなるかも」という指摘があります。てこを使うにも「遠くに雪を飛ばそうとするとそれなりの筋力が必要」との声があります
- 一度にすくえる量が少なく、豪雪地帯では主力になりません。皿は縦35×幅45×奥行10cm。「スコップが小さめなので雪を運べる範囲が狭い」「1度にすくえる雪の量が少な過ぎて 数回使ってすぐ使うのやめました」(豪雪地帯の方)「北海道の雪は量も多く重いので、基本ママさんダンプで運ぶことが多いです。このスコップの活躍場所は限られていました」という声が出ています
- 組立式なので、使う前にネジの締め付けを確認してください。「取り付けねじが最悪で雪を数回すくうだけで緩み分解しようとします」という指摘があります。車載にも向きません。「サブハンドルの帯状パーツがスチールなのでコンパクトにならないので家庭据え置き型かと」
YFSS-C01はこんな人におすすめ
YARD FORCE スノースコップ YFSS-C01は、「雪の量は多くないけれど、かがむ動作そのものがつらい人」におすすめです。
最大の魅力は、サブハンドルでてこを使い、持ち上げる動作の負担を分散できること。すくって投げる回数が同じでも、腰を折る角度が浅くなります。
「劇的ではありませんが、少しは楽になっていると思うので過度な期待をせずに購入はあり」という評価が、この製品の実像に近いはずです。
ただし、札幌のように一晩で大量に積もる地域ならスノーダンプが主役、広い面を押すだけならアイリスオーヤマのプッシャーもおすすめです。「腰が完全に楽になる道具」を探しているなら、この製品では期待に届きません。
レビューで多かった不満と、その避け方
5製品を横断して、複数の人が別の言い方で同じことを言っている不満だけを並べます。
不満1|押すタイプは、積もった雪と固い雪に無力(該当:ポリカラッセル、アイリスプッシャー)
どういう不満か:「一度どかっと積もってしまう雪には無力」「前に寄せる事はできても掘る事はできない」。押す2製品それぞれで指摘が出ています。
それが起きる場面:降雪から時間が経って雪が沈んだとき、車や人が通って踏み固められたとき、日中に溶けて夜に締まったとき。
避け方:押すタイプを主力にするなら、削れるスコップをもう1本持っておいてください。押す道具と削る道具は代替関係ではなく、補完関係です。金属ブレードのスコップを使っている方が「ポリカ製で歯が立たないところで出番」と書いているのが、そのまま役割分担になります。
不満2|壊れるのは接合部(該当:5製品すべて)
どういう不満か:今回いちばん件数が多かった不満です。確認できた範囲で、高儀2件(根元から曲がった/初日に曲がった)、JEJアステージ2件(パイプが抜けた/ブレードが割れた)、アイリスオーヤマ2件(接手が折れそう/リベットが折れる)、YARD FORCE 1件(ねじが緩む)、浅香工業3件(煽ると変形しそう/氷を割ると変形する/長穴なので曲がりそう)。合計10件が、ブレード本体ではなく接合部と力の掛け方に関する指摘でした。
それが起きる場面:車の下の固まった雪を横から寄せたとき。氷をスコップの先で叩き割ろうとしたとき。雪を載せたまま柄をてこにして煽ったとき。つまり、スコップを「バール」として使った瞬間です。
避け方:3つあります。
- 煽らない。持ち上げるのは腕と脚で、柄を支点にしない
- 氷はスコップで割らない。氷割り用の道具(アイスチョッパー)を使う
- 接合部が交換できる製品を選ぶ。アイリスオーヤマの着脱式のように、壊れた部分だけ買い直せる構造は、この不満に対する構造的な答えになっています
不満3|重さと体格が合っていない(該当:浅香工業、アイリスプッシャー、YARD FORCE)
どういう不満か:浅香工業3件、アイリスオーヤマ2件、YARD FORCE 2件。「長時間使用していると、重いので大変疲れます」「少し大きく重いので力のない方は取り回しがキツイ」「重いので結局±ゼロというか余計に疲れる感じです」。
それが起きる場面:見落とされがちですが、問題は道具の重さではなく、道具+雪の合計重量です。ブレードが広いほど一度に載る雪が増えるので、軽い道具でも実際に持ち上げる重量は増えます。幅57cmのプッシャーが「大きく重い」と言われるのはこれが理由です。
避け方:すくう作業が多いなら幅の狭いもの、押す作業だけなら幅の広いもの。幅を決めてから重量を見てください。順番を逆にすると失敗します。全長も、身長に対して短いと腰を折る姿勢になり、疲労が増します。
不満4|錆と塗装の劣化で、手と服が汚れる(該当:高儀、浅香工業、ポリカラッセル)
どういう不満か:高儀2件(うち1件は6人が役に立ったと評価)、浅香工業1件、JEJアステージ2件。「スコップと柄が接合してある裏の部分に赤サビが発生」「塗装部が剥がれたら下は鉄なので錆がひどい」「軸がメラミン塗装なので水に弱く手が汚れる」「黒い汁が滴り手や服を盛大に汚す」。
それが起きる場面:濡れたまま屋外に立てかけて保管したとき。特に接合部の裏側は水が抜けにくく、錆の起点になります。
避け方:シーズン終わりに水気を拭いて屋内に入れるだけで、かなり変わります。同じ製品で「使用二年目でサビはほとんどなし」という声もあるので、個体差より保管差のほうが大きいと考えられます。塗装鋼管の柄を選ぶ場合は、手袋を前提にしてください。
不満5|雪離れは、製品と路面の両方で決まる(該当:YARD FORCE、アイリスプッシャー)
どういう不満か:「雪のこびり付きが落ちにくい」「舗装の粗い所は滑りが悪い」「確かに良く引っかかります」「雪載せても滑って落ちます」。
それが起きる場面:湿った雪のとき。アスファルトが粗い駐車場や、砂利敷きの場所。新品でブレード表面がまだ馴染んでいないとき。
避け方:穴あき構造のブレードはここで効きます。「思った通り雪がくっつかず最高です」という声が出ているのがその例です。押すタイプを粗い路面で使う予定があるなら、引っかかりは避けられないものとして見込んでおいてください。
不満6|腰対策の道具でも、別の場所に負担が移る(該当:YARD FORCE)
どういう不満か:4件。「腰は痛くならないですが、左肩に負担がかかります」「結局少しは腰を曲げなきゃ雪を掬えない」「劇的ではありませんが、少しは楽になっていると思うので」。
それが起きる場面:てこ機構は、腰の動きを腕と肩の動きに置き換える仕組みです。負担の総量が消えるわけではありません。
避け方:「楽になる」ではなく「負担の場所が変わる」と理解して買うこと。そのうえで、除雪量が多い地域では、雪を運ぶ主力をスノーダンプに任せ、この種の道具は仕上げに使う。役割を分けると期待外れになりません。
腰の負担を減らしたい方はYFSS-C01(YARD FORCE)がおすすめ(アメリカで大ヒットした商品がついに日本上陸)
雪質と場所で選ぶ、状況別おすすめ
ここまでの内容を、雪の質と作業場所で1つの表にまとめます。迷ったらここだけ見てください。
| 状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 降ったばかりの新雪/広い通路 | JEJアステージ ポリカラッセル | 軽い雪を持ち上げずに押せる |
| 新雪/広い駐車場を毎回 | アイリスオーヤマ 着脱式プッシャー | 幅57cmで効率が高く、壊れた部分だけ交換できる |
| 湿った重い雪/狭い場所 | 浅香工業 金象 パンチャースコップ#3 | 穴あきで雪離れが良く、狭い場所で取り回せる |
| 踏み固め・凍結 | 浅香工業 金象 パンチャースコップ#3 | 板厚1.2mmのスチールで刃が入る |
| 玄関前・車のまわり | 浅香工業 金象 パンチャースコップ#3 | 先幅29.5cmで狭い場所に入る |
| 雪以外にも通年で使いたい | 高儀 ステンレスショベル 角型 ノーマル | 錆に強く、土・砂利の作業にも使える |
| かがむ動作がつらい/雪の量は中程度 | YARD FORCE YFSS-C01 | 43cmのサブハンドルで腰を折る角度が浅くなる |
| 一晩で大量に積もる地域 | (スコップは補助)スノーダンプが主役 | この5製品はいずれも運搬向きではない |
同じタイプ内での選び分けも書いておきます。
- 押すタイプの2択:収納場所に余裕があって広い駐車場ならアイリスオーヤマ。年に数回の雪で、コンパクトに済ませたいならポリカラッセル
- すくうタイプの2択:固い雪を削る場面があるなら浅香工業。錆を避けたい・雪以外にも使うなら高儀
買ったあと、最初にやること
- 接合部のネジ・ボルトを締め直す。緩みの指摘が複数の製品で出ています。使う前に一度締めるだけで、シーズン中の分解を防げます
- 使う前に、ブレードの裏に雪が張り付かないか確認する。新品は雪離れが悪いことがあります
- シーズン終わりに水気を拭いて屋内に入れる。錆の不満のかなりの部分は、これで避けられます
- 氷割りには使わない、と最初に決めておく。変形と破損の報告のほとんどが、この使い方から出ています
※ 本記事の情報は執筆時点のものです。価格・仕様・在庫は変更される場合があります。
雪かきスコップおすすめまとめ
本記事では、雪かきスコップを5製品くらべました。
- 雪の質で道具は決まる。新雪は押す、固い雪は削る。1本で全部はこなせない
- 壊れるのはブレードではなく接合部。煽らない・氷を割らない・交換できる製品を選ぶ、の3つで寿命が変わる
- 数値で比べられるのは4製品。高儀 ステンレスショベルだけは公式の寸法記載を確認できないので、商品ページで確認してから買う
- 「腰が楽になる」道具でも、負担はゼロにならない。場所が変わるだけと考えて選ぶ
雪かきは、道具を1本増やすだけで驚くほど時短になります。逆に、合わない1本で何年も粘ると、毎年同じところで腰をやる。何度かやりました。
調べ終えた私の結論は、削る用に金象パンチャースコップ#3、押す用にアイリスオーヤマの着脱式プッシャーの2本持ち。1本で全部やろうとするから毎年どこかで無理が出る、というのが今回いちばんの収穫でした。
あとひとつだけ。雪かき用品は需要期に品切れします。「近くのホームセンターでは在庫切れのため助かりました」というレビューが実際に出ているとおり、降ってから買うと選べません。買うなら降る前に。
どうも、札幌のジョニー(@johnny__88)でした。








